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紅葉の名所としても名高い京都の三尾。

紅葉にはまだ少し早いが、その一つとして知られる栂尾(とがのお)にある高山寺(http://kosanji.com/)へと行ってきた。

※三尾……栂尾、槇尾、高尾

 

高山寺といえば鳥獣戯画(鳥獣人物戯画)で有名なお寺である。

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もともとは高尾の神護寺の別院であり、神護寺十無尽院言われていた。

高山寺の開基は、実質的には鎌倉時代の明恵(みょうえ)上人である。

神護寺十無尽院が荒廃したところに神護寺、文覚(もんがく)の孫弟子である明恵上人が入ったそうだ。

 

栂ノ尾のバス停やその近くの市営駐車場から歩くと、すぐに裏参道が見えてくる。

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その坂道をのぼっていくと、石水院の石垣沿いへと出る。

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生垣沿いを歩いて行くと門があり、石水院の中を拝観することができる。

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苔と緑が落ち着く庭。

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華厳経にて仏道修行の旅が語られる善財童子を敬愛していた明恵上人。

そのことにちなんでおかれていると思われる善財童子の像がかわいらしい。

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国宝である明恵上人樹上坐禅像のある間。

明恵上人や木彫りの狗児に目がいってしまうが、上の額も立派なもの。

明恵上人が後鳥羽上皇から賜った勅額なのだとか。

「日出先照高山」(日出でてまず高き山を照らす)とは華厳経の中の句なのだそうだ。

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国宝明恵上人樹上坐禅像(レプリカ?)。

右耳切断の話とかなんだか凄まじい逸話も残っている有名な僧侶であり、魅かれる人も多いという。

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失礼ながらここで背を向けて振り返ってみると、すばらしい景色が見られる。

山の空気と緑をありありと感じることができるところである。

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横の間には国宝鳥獣人物戯画(レプリカ)がおいてある。

あまりにも有名な鳥獣戯画の愛嬌のある動物たちを眺めることができる。

ちょうど今、本物は九州国立博物館で展示されているそうだ。

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石水院を一通り拝観したあとは、日本で初めて茶葉がつくられたところということで抹茶をいただいた。

残念ながら高山寺の茶園の茶葉ではなく宇治でつくられたものということであったが。

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せっかく遠路やってきたのだからと思い、御朱印帳と御朱印をいただいた。

これからは寺の御朱印はこの御朱印帳にいただいていこうと思う。

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記事が長くなってきたので、次の記事(境内と日本最古の茶園)に続く。

 

参拝時間:8:30~17:00
休日:年中無休
参拝料:石水院 800円 ※紅葉時期は入山料500円
最寄り駅:JR京都駅からJRバス高尾行きなど、バスか車でのアクセス


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