(京都|琵琶湖疏水記念館)100年先の京都への思い

琵琶湖疏水記念館は琵琶湖疎水竣工100周年を記念して、平成元年(1989年)に開館した。

(今年は琵琶湖疎水竣工125周年)

琵琶湖疎水は、物資の舟運、水力を利用した発電、上水や灌漑用水などの利用目的で琵琶湖から京都へ水を引いてきたものだ。

その起工および竣工は明治期の話である。

 

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記念館の一階は第1展示室で「琵琶湖疎水の計画と建設」と題して、琵琶湖疎水の建設を進めた時の京都府知事、北垣国道や大津―京都間の測量を任された島田道生、土木技師として設計監督を務め工事の指揮をした田邉朔郎などの、琵琶湖疎水の計画や建設に関する設計図や絵、文章などの資料が展示されている。

 

2階は現在の琵琶湖疎水などの写真が展示されているのと、図書閲覧室がある。

 

また地下には第2展示室「琵琶湖疎水が果たした役割」と第3展示室「京都市散大事業の実施」、「京都市水道事業の展開」と題した展示がされている。

特に第3展示室の蹴上周辺の模型は、南禅寺の水路閣などもあって見ていて楽しい。

 

地下からは外に出られ、当時発電で使用されていた水車や発電機を見ることができる。

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また実際の琵琶湖疎水の風景を楽しむこともできて、天気がいい日にはとても心地よい。

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二つ上の写真は、疎水分線、扇ダムからの分水路の水らしいが、そのうえに「楽百年之夢」と掲げられている。

これは北垣国道の落款を、京都市長が揮毫(きごう)したものなのだとか。

「百年の夢を楽しむ」、100年先の京都のためを想い(琵琶湖疎水を)つくったということなのだそうだ。

 

この記念館地下の屋外からそのままインクラインへとつながっていて歩くこともできる。

 

厳しい工事の末、竣工した琵琶湖疎水は今や京都の町になくてはならないである。

哲学の道をはじめ京都の至るところで琵琶湖疎水と出会うことができる。

その原点を知ることのできる、琵琶湖疎水記念館に是非足を運んでみてはいかがだろうか。

 

ちなみに入館無料で、館内は涼しい。

暑いこの時期、岡崎周辺の観光中の避暑にもおすすめのスポットである。

 

 

時間:9:00-17:00(12月~2月は9:00-16:30)
入館は閉館30分前まで
入館料:無料
最寄り駅:京都市営地下鉄 蹴上駅

京都府京都市左京区南禅寺草川町17

 


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