(大阪・梅田芸術劇場|レ・ミゼラブル)迫りくる臨場感と迫力


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梅田芸術劇場メインホールでやっているミュージカル「レ・ミゼラブル」を見てきた。

 

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「レ・ミゼラブル」といえばヴィクトル・ユーゴーによって書かれた有名なフランス文学である。

岩波文庫のものを読んだことがあるが、分厚い本で4冊。

その作品をミュージカルにするとどうなるのか、とても楽しみにしていた。

 

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レ・ミゼラブル 全4冊 (岩波文庫)

 

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見始めて、さっそくその舞台の臨場感というか、立体感に驚かされた。

原作を読んでいるだけに、作品の色が薄い印象を受けてしまったが、舞台として表現するならあえて色を薄めた方が広く敬服されるのだろう。

 

どの場面も迫力があり、キャストも全体的に素晴らしかった。

なかでも個人的に印象に残ったのはジャベール役の吉原光夫とテナルディエ役のKENTARO。

内容に触れてしまうので書かないが、ジャベールの最後と、テナルディエの道化っぷりは見事だった。

 

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本を読んだのがだいぶ前だったので、歴史的背景がうろ覚えだったのがやや気持ち悪かった。

見に行く前に軽く勉強しておくべきだった。

とくにナポレオン没後のボナパルティズム、二月革命、当時の人々の暮らしぶりや貧困について。

 

もうひとつおもしろかったのが、プロジェクションマッピング(?)を用いた演出。

下水道激流のセーヌ川。こういった技術の発達で部隊の幅がますます広くなっていくのだろうなと感じた。


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